代表挨拶
代表挨拶
一人ひとりの人間力を高める
3.11の後、私たちが生まれたいわきは大きく変化しました。
子供の頃遊んだ海岸沿いには瓦礫が山積みになったり、
放射能の影響で一時的に多くの人々がいわきを離れたり、
これまで当たり前だった現実が1日で姿を変えました。3.11当日に私はフェニックスメンバーの大角、美野に声をかけ
高校時代の仲間たちを集め結成したのがいわきフェニックスです。「いわきのためにできることをやろう!」
この思いだけで集まったメンバーでいわきフェニックスは生まれました。
今ではいわき出身者だけでなく他県から
集まってくれた仲間達も中心となって活動しています。ボランティアとは何か?貢献できるチームとは何か?
私たちは常にこう自問自答しています。
ボランティアは素晴らしい活動であると思う一方で、
ボランティアだけをしていては駄目だとも思っています。大切なのは3.11がきっかけで集まったフェニックスのメンバー
それぞれが、今後の日本のために自分ができることを
生活レベルで見直し、成長し、一回りも二回りも大きな人間になり、
本当の意味で良い影響を与えられる人間になることだと思っています。そのために私たちはボランティアを続けながらも、それだけを
するのではなく、一人の大人として、人間として現実を生きていく。そして、いざボランティアをするときは一枚岩となり、最大限の支援をする。
これが30代に入り、社会人としての経験が蓄積してきた現在、
私たちがたどり着いた「ボランティアチームとしての在り方」です。
いわきフェニックス 代表